『読み書きプレゼン　−よくわかるOffice2019・Microsoft365−』の追加と訂正

　Office2019・Microsoft365の新しい機能として、共同作業の効率化・3Dオブジェクト、翻訳機能、デジタルインク（手書き入力）などがあります。
　テキストでもいくつかの新しい機能を説明していますが、それ以外で大学での学修に参考になると思われるものを追加で紹介します。

　【PowerPoint】

　オンライン画像を挿入する場合、次のように注意してください。
　　　　オンライン画像の利用

　マスター表示の設定が実際のスライドに反映されないことがあります。その場合は、次のようにします。
　　　　マスター表示の反映

　【Word】

　游明朝では、行間が異常に広がることがあります。テキストにも回避方法を記載していますが、次の方法が便利です。
　　　　任意のフォントを登録する（どんな状況にも対応できるのでお勧めです）
　　　　テンプレートを利用する

　游明朝のまま指定した行数で1ページに表示したい場合は、次のようにします。
　　　　　　※行間を詰めればよいだけなら、p.122 (3) を参照してください。
　　　　　　※フォントサイズが10ならば38行になります。
　　　　余白を変更してもよい場合（こちらがおすすめですが、フォントサイズには対応しない、42行まで、ヘッダーとフッターの調整が必要な場合あり）
　　　　余白を変えたくない場合

　p.144　大量ページの文章に段組みを設定する場合、次の方法が便利です。
　　　　大量ページの文章を2段組みにする方法

　★2024年になってから、Microsoft365 のWordで新規ファイルを開くと、行間が異様に広がっておかしな状況になっていることがあります。
　これは、標準テンプレートが変更されてしまったためです。Word2019やWord2021では、最新版であっても変更されていません。
　ただ、バージョン、購入の種類、その他によって内容が異なるようで、カラーパレットの色だけが変わったしまった事例もあります。

1. フォントサイズが「11」になってしまった
2. 文字の配置が「左揃え」になってしまった
3. 行間が「1.8」になり、段落後の間隔に「8pt」が設定されてしまった
4. 合字なしだったのが、設定されてしまった
5. デフォルトのスタイルが変更されてしまった（表題、副題、見出しなど）
6. カラーパレットの色が変更されてしまった

　【Excel】

　p.206 (3) �B 5行目　【誤】図5- 4 　【正】図5-3